1848. . LiteVNA と バッテリ と TDR ( 故障点探査 ) - 尾崎 嘉徳 - 2022/11/07(Mon) 17:40 - [削除]
VTU 様 久しぶりに LiteVNA を使おうとしたらケースがちょっと膨らんでいるような、隙間から中がちょっと覗けます。
で、ケースを開けてみたらバッテリがパンパンに膨らんでいました。友人に聞いたところ、リチューム電池は過放電すると膨らんでしまうそうです。ということで私は電池を取り外し、外部接続のモバイルバッテリで使うことにしました。2つ持っている NanoVNA も一つは電池が正常でしたが、もうひとつは同じように膨らんでいました。こちらも外部モバイルバッテリ仕様となりました。
従来、同軸ケーブルの故障点探査はパルスを打ち込んで、それが故障点から反射してくるまでの時間を測定し、そこまでの距離を測っていました。また、パルスの極性によりオープン故障なのかショート故障なのか判断できました。TDR タイムドメイン リフレクトメータ、そう時間軸で測定する測定器がありました。ところが VNA は周波数基準ですからパルス波は発生できず、出力は周波数スイープした連続波です。どのようにして距離を測っているのかわかりませんでした。で、逆を考えると、SDR 受信機は時間軸で得られた A/D コンバータの値を計算し、周波数基準のフィルターを通して復調しています。つまりオシロスコープの波形とスペアナの波形は相互に変換可能と思い至りました。(あっているでしょうか???)