486. 測定器 他! - ハセガワ マサミ - 2013/04/29(Mon) 16:15
尾崎 嘉徳 様
KWM-380 等の資料提供をしていた Raymond Sarrio Co, との連絡が今は取れなくなっているようですが、残念です。アマチュア無線の世界は進出期没に厳しさを感じますね。
気に留めておかれれば、何かのチャンスに恵まれるかと思います。(私の提供を受けたSERVICE BOOK は、しっかりファイル製本されていて、コピーを撮ることが不可能です)。
コンデンサーのショート、容量オープン等を簡単にテストチェック出来る、タバコ箱サイズのチェッカーが、(既に、尾崎さん、皆さん、お持ちかと思いますが)Peak Electronics, から販売されていますね。 私は、是非これを欲しいと思っているところです。 デイトンの会場でも、しっかり捜して見たいと、またヒトツ候補が増えました。
RFバルボルですが、単独現行品は、スペアナの代行などに代わりつつあり、見かけることが少なくなったようです。しかし、Collins S-line やKWM-2( ) 等お持ちの方、これは、絶対必需品ですよね。RFバルボルは、デイトンのフレアーマーケットでも観掛けますし、東京のハムフィアーで、石川県のクラブブースなどから出展されていることがあります。私も、HPや安藤電気のとても使いやすいバルボルを持ってはいるのですが、そのフィアー会場の石川県のクラブブースで、アンリツの
LM69Aをまた買ってしまいました。(並べてどうするの...ですよね)
KWM/HF-380 は、あまりにも有名になったKWM-2( )の真空管時代に代わり、オール半導体機を世に送り出そうと、1979年の9月から製造に入り、”1980年 ”の先取りとする名称にKWM-2の後継機に相応しい、として、2の次に3を入れ1980年代に相応しい80を着けた全く斬新なデザインのKWM-380が誕生しました。(この時大きな話題をサライましたが、一方、保守的派からは、余りにも ”コリンズ ポリシー ”に欠ける、と大きなブーイングが聞こえて来たことも確かです。この時代、ロックウエルコリンズは、コマーシャル機、軍用機など全てを半導体機に変貌して、その型名を前記の如く、1980年代先取りの80を取り入れたスタイル機名が今に在る訳です。
いよいよ、KWM/HF-380のお持ち方々のトラブル経験になりますが、前記の如く小型タンタルコンデンサーのショートに陥ることが散見されることと、他軽微なところに、今まで採用されなかったスタイルに、ケーブルのコネクターを使用せず、直接基盤に差し込むこの形、さすが30数年の経過です。ケーブル芯線の酸化と緩みに因る回路の接触不良、この部位は、全て外して、その芯線の先端を、”最近、台所の食器洗いに洗剤を使わず、少しの水分で綺麗になるドイツ生まれの化学スポンジでマシュマロタッチの洗い用スポンジタイプ4個カットセットで¥100円”これを使って、拭き取ります。ピカピカに仕上がったケーブル先端をSET IN します。これによって、PLL の直り1台、受信の改善2台、その友人(知人と云った方がいいかも)”ハセガワは、修理の神様だ”と。
私は、全くそのようなことは、思っておりません。思いつきのアイデアを実行して、それが成功すれば、同機を持つ知人に提供して、楽しんで貰っているだけです。
やはり、半導体機は、真空管機より遙かにデリケートですね。素材の違いからして、当たり前ですよね。
折角、手に入れた電子機器、全てを完動にして、楽しみたいものです。