479. ROCKWELL-COLLINS KWM/HF-380! - ハセガワ マサミ - 2013/04/29(Mon) 01:55
尾崎 嘉徳 様
桜の花の話題が萎むに入れ替わるようにKWM-380の話題が聞こえてくるようになりましたが、由あらば、その部品でもデイトンにて、手に入れる事が出来れば、との思いからでしょうか?。 その話題に私からも厚かましく、横槍を入れさせて頂いてよろしいでしょうか。
KWM-380を手に入れられた皆さん、「どうも、今一調子が」とか、「全く、音が出なくなった」と云う声が聞かれていますね。イワユル故障です。これは、欠陥とする特科した処のトラブルのみでは無く、氏が云われる、タンタルコンデンサーで、あったりICのショウトやIFTの断線etc...と、いろいろな故障が散見されています。その中で、数多い物にご指摘のタンタルコンデンサーのショートその過負荷に因るパンク破壊、この破壊の場合は、目視で発見出来て直せる嬉しさがあるのですが、そのままの形状で、ショート又は、容量抜け、この場合は、繊細な測定器の世話に成らざるを射ません。このKWM/HFー380を完動にするには、マルチテスター、シグナルジェネレーター、スペクトラムアナライザー、又は、シンクロスコープ、トラッキングジェネレーター、RFバルボル、それに、工具を一式、これを揃えて、”鬼に金棒 ”と云えるのでは。
私のKWM-380は、1981年に購入が1台とHF-380を2001年に1台を購入しましたが、HFー380でQSO中、突然送受が出来なくなり、そのトラブルシュートをメーカーにお願いしたら費用が、と思い極東貿易に聞いたことがあります。「お預かり代金が¥40万円にアメリカでの修理所要時間費用プラス部品代金の実費」が掛かります。「修理品とお預かり代金は初回に頂き完成納品時に全てを精算します」と言う当時のお話でした。 そこで、自分の腰を挙げ、トライしました。作法としては、オーデイオジェネレーターとSGシグナルジェネレーターです。HF-380を動作させ、オーデイオ段からシグナルを入れて、何らかの音声が出ることを確認しながら徐々に前段にそれぞれの信号を入れながら進んだのです。IF段に差し掛かった所で、全く反応が出なくなった。そこがICのショートそれへの過負荷でIFトランスのコイル断線を見つけ出しました、ICは韓国製で、それは ”トラ技 ”の広告ページで、半導体屋を探して(問屋です、最低30個以上を仕入れて下さいと言われ)自分で治したいがために買ってしまいましたが、使用したのが1個です。当時、単価¥230円でした。 断線したIFTは、基盤から取り外して視ましたら、足ピンとリード線の半田切れ、そこは治す事が出来て命拾いでした。 私の380は、その後快調にAFN810kcのカントリーミュージックをSELECTIVTY 8Kc帯域幅で、すばらしい音調で楽しんでおります。 友人の380で、”ピチィ ”と言って鳴らなくなった時にタンタルコンデンサーのパンクを知り、私に持ち込んで修理したことがあります。
14年程以前になりますが、Rockwell-Collins KWM/HF-380 SERVICE BULLIETIN のNo1からNo10, までの資料や、それに纏わるProduct Review etc, 資料をいろいろ送って頂いた、会社がありますので、参考までに、記します。
Raymond Sarrio Co.
6147 Via Serena St.
Alta Loma, CA 91701
Telephone: 800-413-1129
FAX : 508-355-8261
一昔です。電子業界の昨今、浮き沈みがあります、当時は、とてもKWM/HF-380 について、親切に対応して貰いましたが、このSERVICE 息がまだ、続いていますか!私は、殆んどの資料を指導して頂いてその後、ご無沙汰状態です. 必要を感じましたら、尋ねてみることもいかがと思います。