352. DSP → FPGA - 尾崎 嘉徳 - 2013/01/22(Tue) 23:47
現在の流行は DSP から FPGA に変わっています。ソフトでは遅延時間が生じますのでそれを少なくするためにハードウェアで処理する FPGA を使用します。アメちゃんは CW 好きも多いので遅延時間の短いソフトラジオがはやりのようです。
某海さんお尋ねのボードは色々でています。おじさん工房の APB-3 ( CQ出版で販売中) 、TAPR の HPSDR、HiQSDR などどれも送受信ともに A/D → FPGA → D/A って構成になってます。いずれも14 〜 16bit , 100 〜 122 MHz サンプルの A/D コンバータを使用しているため DSP では処理できず処理能力の高い FPGA で構成されています。ところが FPGA にも高い壁があり、難しくてよくわからず、私の能力ではいつになったら理解できるのか想像できません。おっと、デジタルフィルタードットコムには A/D → DSP ボードがありました。同社には同じく A/D → FPGA ってボードもあります。両製品ともパソコンのオーディオ A/D くらいの処理性能と思います。
この辺りは日進月歩なので、今年のデイトンで探してみましょう。某海さんご所望のボードが新たに出品されるかもしれません。