108. 30番の話だと血が騒ぐ - 淺海 直之 - 2012/03/29(Thu) 10:11
橋本OM
お早うございます。「どっちが先輩か・・・」とか「獅子が吠えている・・・」には参りますが、でも依然として血が騒ぐので一言。あのトランスが1KWのRTTYで燃えるかどうか、、、、たぶん、そんなこと無いものと思います。屁のX番とか熊本地方作の高下駄等々、公称で3キロだ5キロだは別として、Alphaのハム用アンプを含んで、私の知る限りのハム用のリニアアンプの中では30番のトランスは一番デカいし重い。デカければ良い、と言うわけには行かないこと、承知の上でのステートメントです。ご存じと思いますけれど、Alphaの9500を初め、米国の法律が変わって『DC入力1KW/PEP入力2KW』が最大としていたものをDCとかPEP等の区分無く一律に『1.5KW出力』となって以降のアンプ(99/91β/89/87A等々)は全て公称1.5KW出力(彼等の表現は、Legal Limit)を、しかも制限時間無し(No Time Limit=NTL)で、と宣伝しています。そして、そのトランスは、全て30番トランスよりも一回りどころではなく、小さい。
このトランスの容量の問題を別にして、30番をRTTYの1KWで連続運転すると、そのままだと間違い無く球の上に付いている温度センサーリレーが作動して高圧が掛からなくなるのは間違いありません。30番のブロアーはやさし過ぎるからです(だから静寂なのですけれど)。
それにしても、W製の高圧トランス系でレアショートが多いのは何故でしょうかね?俗説は、「日本は高温多湿、彼地は湿度が低いから、、、」。これは余り根拠が無いような気がします。フロリダ州とかミシシッピ川両岸の南部の州など、夏は結構の高温多湿です。
良い歳をして直ぐに血が騒ぐ淺海より
JA1OWP/KE2HP/JQ2UNY