投稿の削除 技術情報交換

掲示板トップ | 過去ログ |

1036. Re: IC-7300 ミキサーノイズ - 尾崎 嘉徳 - 2016/03/14(Mon) 08:14
橋本様
 了解です。私は局発プリミックス シングルコンバージョン方式の FT-200 でハムライフを始めたため、その頃主流のダブルコンバージョンの固い雑音は聞くに堪えませんでした。ちなみに ATLAS-210X もシングルコンバージョンです。そんな私が聞いても静かな受信機です。IC-7300 の内蔵スピーカーは 6cm くらいかと思いますが結構素直な音がし、良い音の SSB と昔と変わらないそれとの違いはよくわかります。大きなスピーカで聞けばもっとよくわかるかでしょう。内蔵オーディオスペクトラム表示では 100 〜300Hz の成分の有無が大きく違うように思います。もうちょっと詳しくみるために今度はパソコンのスペアナソフトの WS (ウェーブスペクトラ)で違いを見てみようと思います。(ずいぶん昔の話なので思い込みかもしれませんが)私の聞いた中では 75A4 には負けている気がします。是非聞き比べしたいです。R390 も良い音で定評のようですね、塩谷さん。今年の秋口にリニア S1 と PW1 の IMD 測定するときに IC-7300 を山梨の山奥まで持っていきますので聞いてみてください。スピーカを用意しておいてくださいね。
 IC-7300 の欠点はダイナミックレンジといわれるでしょう、たぶん。A/D コンバータの入力が過大になるとものすごい雑音がスピーカからでるため、それを防ぐためすごく立派な A/D コンバータが内蔵されており、放熱フィンもしっかりついています。旧来のアナログ RF・IF アンプの AGC のほうがまだダイナミックレンジが広いためコンテスト時に黙ってしまうかどうかで評価がわかれると思います。もちろん IC-7300 にもアッテネータがついていますがメニュー方式手動切り替えのため入れ忘れて悪口を言う人がでてくるのではないでしょうか。そのためにメーカとしては入門機として出荷し、評判をみていて、それらを反映して次の実践機がでてくるのでしょう。私の想像ではパネルにアッテネータ専用のプッシュスイッチがつくことになります。HiHi

この投稿の削除キーまたは管理者パスワードを入力して下さい


掲示板トップ | 過去ログ |